買取依頼
べっ甲製品をお持ちの方の中には、その価値を知り、高く売りたい方もいるのではないでしょうか。
この記事では、べっ甲の価値を理解し、高く売るための方法を解説します。
あなたの大切なべっ甲製品が、どのくらい価値があるのか、そしてどのように売却すれば良いのか、その疑問を解決します。
□べっ甲の価値とは？
べっ甲は、タイマイというウミガメの甲羅を加工したものです。
古くから日本では、簪や櫛などの装飾品として珍重されてきました。
しかし、タイマイが絶滅危惧種に指定されたことから、現在では入手が困難となっています。
そのため、べっ甲製品は希少価値が高く、高額で取引されることも少なくありません。
べっ甲の価値は、素材、色、状態など様々な要素によって決まります。
1: 素材
べっ甲の素材は、タイマイの甲羅の中でも、背甲、腹甲、ツメの3種類に分けられます。
背甲は、黄色に茶や黒の斑点模様が特徴です。
腹甲は黄色1色で、背甲よりも希少価値が高いです。
ツメは、体の縁の部分からとれる黄色1色の素材で、製造量が少ないため特に珍重されています。
2: 色
べっ甲の色は、黄色、茶色、黒など様々です。
黄色は、白甲と呼ばれ、最も価値が高いとされています。
3: 状態
べっ甲は、経年劣化によって色が変わったり、傷が付いたりすることがあります。
状態が良いほど、価値は高くなります。
□価値の高いべっ甲の特徴とは？
高額査定が期待できるべっ甲の特徴を、詳しく解説します。
1: 手入れされた良い保存状態であること
べっ甲は、皮脂や熱に弱いため、適切な保管が大切です。
汚れは、柔らかいクロスで優しく拭くようにしましょう。
お湯を使用したり、素手で触ったりすることは避けましょう。
また、虫食いを防ぐため、桐の箱に入れて保管することがおすすめです。
2: 価値があり人気がある色であること
価値の高いべっ甲の色は、白甲と呼ばれる黄色です。
白甲は、タイマイのお腹側の甲羅を使用した素材で、希少価値が高いため、高額で取引されることが多いです。
3: 透明度が高く斑がないこと
べっ甲は、斑模様が入っているものもありますが、斑がなく透明感があるほど価値は高くなります。
特に、白甲のみのべっ甲は、非常に希少価値が高いため、高額査定が期待できます。
□まとめ
この記事では、べっ甲の価値について解説しました。
べっ甲の価値は、素材、色、状態によって大きく異なります。
高額査定を目指すためには、手入れを行い、良い状態を保つことが大切です。
べっ甲製品を、正しく評価し、高く売却しましょう。
当社には、旬な情報と豊富な知識を持つ鑑定士が在籍しております。
骨董品・古美術・中国美術などの売却をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。
