買取依頼
しかし、骨董品の価値は一見して分かりにくく、買取プロセスでの不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では骨董品を適正に評価してもらうための保管と準備のポイントをご紹介します。
責任感が強く、物事に慎重に取り組む方なら、これらのポイントを押さえることで、安心して骨董品を売却できるでしょう。
□骨董品の買取をするなら気を付けるべきこと
骨董品の価値を維持するためには、日頃からの適切な取り扱いと保管が欠かせません。
以下の点に注意しましょう。
1:美品状態を保つ努力を怠らない
骨董品の価値は、傷や汚れの有無によって大きく左右されます。
たとえ経年劣化は避けられないとしても、不必要な傷や汚れを付けないよう、丁寧に扱うことが肝心です。
定期的に手入れを行い、できる限りきれいな状態を保ちましょう。
2:付属品も大切に保管する
美術品や茶道具、掛軸などには、購入時に木箱や袋、説明書などの付属品がついていることがあります。
これらは骨董品の価値を裏付ける重要なアイテムです。
捨てずに、購入時の状態のまま保管するようにしましょう。
3:適切な環境で保管する
骨董品は繊細なもの。
保管状態が悪ければ、たとえ未使用品でも傷んでしまいます。
埃や湿気の多い場所は避け、骨董品に合った環境を整えることが大切です。
また、移動の際は細心の注意を払い、傷を付けないようにしてください。
4:鑑定書があれば提示する
骨董品の鑑定書は、価値を証明する強力な武器になります。
もし鑑定書があれば、買取の際に必ず提示するようにしましょう。
鑑定書の内容によっては、大幅な価格アップが期待できます。
□骨董品の価値は保管方法から
骨董品の査定価値を高めるには、保管方法が重要なポイントになります。
次の点に注意して、大切な骨董品を守りましょう。
1:箱に収めて保管する
陶磁器やガラス製品は、わずかな衝撃でも傷つきやすいもの。
ひびや欠けが生じれば、買取価格に大きな影響が出ます。
傷を防ぐために、できるだけ専用の箱や購入時の箱に収めて保管するのがおすすめです。
2:直射日光や高湿度を避ける
直射日光や湿気は、骨董品の大敵。
特に蔵など湿気の多い場所での保管は避けましょう。
お手入れは、晴れた日の湿度が低い室内で行うのが賢明です。
3:素人による修復は控える
傷や欠けを自分で直そうとするのは、かえって危険です。
素人の手による修復は、状態を悪化させ、価値を下げる恐れがあります。
傷んだ骨董品は、修復せずにそのまま買取会社に相談するのが最良の選択と言えるでしょう。
□まとめ
骨董品を高く売るためには、美品の状態を保ち、付属品も大切に保管することが重要です。
また、保管環境を整え、素人による修復は控えるのが賢明。
買取に不安を感じる方も、これらのポイントを押さえておけば、骨董品を適正な価値で評価してもらえるはずです。
大切な骨董品を守り、有利な条件で売却するために、ぜひ参考にしてみてください。
