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美術品や骨董品に興味を持つ熟練のコレクターにとって、掛け軸は特別な存在です。

掛け軸の真正性や価値を正確に理解し、適切な管理を行うことは、コレクションの価値を維持するために不可欠です。

本記事では、掛け軸の価値を判定する基準と保存方法について詳しく解説し、長期的な価値保存のためのヒントを提供します。

□査定前に知っておきたい価値の高い掛け軸の見分け方

掛け軸の価値を見極めるには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

特に中国の掛け軸は、独自の画法と希少性から高い美術的価値を持っています。

以下の点に注目しながら、掛け軸の価値を見定めましょう。

1:中国の掛け軸の特徴を理解する

中国の掛け軸は、書画と絵画が融合した独特の様式が特徴です。

日本や西洋とは一線を画す芸術性が、世界中のコレクターを魅了しています。

軸先が大きく、表木が四角いのも中国の掛け軸ならではの特徴です。

2:年代の古さが価値を左右する

掛け軸の価値は、描かれた年代の古さによって大きく変動します。

古い時代の掛け軸ほど希少性が高く、価値が上がる傾向にあります。

画風やモチーフから、おおよその制作年代を推測できます。

3:作家名や署名から価値を評価する

有名作家の作品は、掛け軸の価値を大きく引き上げます。

絵画の隅に記された落款や署名から、作者名を特定することが重要です。

書籍や古い資料、保管用の木箱の箱書きなども手がかりになるでしょう。

4:肉筆か印刷かを見極める

印刷技術の進歩により、肉筆と印刷の見分けは難しくなっています。

筆跡の癖や特徴、質感や匂い、使用素材などから総合的に判断します。

手に取って実物を確認することが、正確な判定につながります。

□掛け軸の正しい保存方法

掛け軸の価値を維持するには、適切な保存方法が欠かせません。

湿度管理や巻き方、保管場所の選定など、細心の注意を払う必要があります。

定期的な掛け替えも、掛け軸の寿命を延ばす上で重要なポイントです。

1:湿度管理に気を配る

湿度の高い場所での保管は、しみ・虫・カビの原因になります。

一方、乾燥し過ぎても掛け軸の素材が硬化や劣化を起こします。

適度な湿度を保つことが、掛け軸の保存には欠かせません。

2:桐箱での保管がおすすめ

桐箱は、軽くて丈夫な上に湿度を一定に保つ特性があります。

虫を寄せ付けない効果もあるため、掛け軸の保管に最適です。

美術品や高級品が桐箱で保管されるのは、そのためです。

3:巻き方と取り扱いに注意する

掛け軸をしまう際は、きつく巻きすぎないようにします。

折れやシワを防ぐため、太巻の芯材を軸棒に取り付けるのも効果的です。

紙や布部分に直接触れず、両端の軸先を持つように心がけましょう。

4:定期的な掛け替えを行う

長期間巻いたままや掛けっぱなしにすると、掛け軸の素材が劣化します。

定期的に掛け替えを行い、適度に伸び縮みさせることが理想的です。

付属品の状態にも気を配り、全体の価値を保つように努めましょう。

□まとめ

掛け軸の価値を見極め、適切に保存することは、美術品コレクターにとって重要な課題です。

中国の掛け軸の特徴や年代、作家名など、価値判定の基準を理解することが第一歩となります。

また、湿度管理や巻き方、定期的な掛け替えなど、正しい保存方法を実践することで、掛け軸の価値を長期的に維持できるでしょう。

本記事が、掛け軸の価値を守るための一助となれば幸いです。