西村松逸の香合を買取させていただきました

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西村松逸の香合を買取させていただきました
作者
西村松逸 鵬雲斎
買取地域
石川県 金沢市

特徴

茶道具 加賀蒔絵 西村松逸 香合 本金 銀杏文 共箱 鵬雲斎書付

作者について

初代 西村松逸【1894~1981年(明治27~昭和56)】
1894年(明治27)金沢市生まれ。本名、松三郎。
15歳頃、五十嵐随甫(1852~1903)の弟子である近田市太郎、叔父の津田鉦一郎に師事して蒔絵を学び、塗りを独学で学び19歳で独立する。
加賀蒔絵の伝統工芸を受け継ぎ、その技法を現代に伝える。
茶器を中心に製作し、特に棗(なつめ)については新境地を開いた。
1971年(昭和46)金沢市文化賞を受賞する。1981年(昭和56)没。

三代 西村松逸(西村 優(にしむら まさる))
初代西村松逸(祖父)、二代松逸(父)に漆芸を習う。
人間国宝大場松魚先生に師事し、第29回日本伝統工芸展初出品、初入選。
国際花と緑の博覧会、政府苑(花もよう)招待出品。
第8回日本伝統漆芸展、最高賞(文化庁長官賞)受賞。


鵬雲斎(ほううんさい)

1923年(大正12年)~現在
鵬雲斎は、茶道三千家に数えられる裏千家家元の十五代目である。

鵬雲斎とは、茶道の道へ進むときに授けられる斎号で、本名は千政興。道号は、汎叟宗室(はんそうそうしつ)。
2002年に長男・玄黙宗室へ家元を継承し、千玄室と称する。隠居後も茶道の普及に尽力し、茶道を世界へ広める活動をおこなっている。
茶人としての活躍だけでなく、茶道の普及を積極的におこなった人物でもあり、とくに海外への茶道普及に、大きく貢献しました。

その活動の裏には、父である十四代裏千家家元・千宗室の影響があったと言われています。

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